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2024年度科目一覧
必修科目名 | 教員名 | 学期 | 曜日・時限 | 単位 |
イノベーション研究方法論 | 青島矢一 吉岡(小林)徹 カンビョンウ | 春夏 | 水(隔週) 6-7限 | 2 |
イノベーションと経営・経済・政策 | 青島矢一 江藤学 軽部大 大山睦 中島賢太郎 | 春夏 | 水(隔週) 6-7限 | 2 |
先端科学技術とイノベーション | 青島矢一 江藤学 | 秋冬 | 水(隔週) 6-7限 | 2 |
イノベーションリサーチセミナーⅠ | 青島矢一 江藤学 吉岡(小林)徹 | 春夏 | 土(月1回) 終日 | 2 |
イノベーションリサーチセミナーⅡ | 青島矢一 江藤学 吉岡(小林)徹 | 秋冬 | 土(月1回) 終日 | 2 |
選択必修科目名(2科目選択) | 教員名 | 学期 | 曜日・時限 | 単位 |
イノベーション経済特論 | 中島賢太郎 | 春夏 | 火(毎週) 1時限 | 2 |
イノベーション経営特論 | 軽部大 | 秋冬 | 火(毎週) 1時限 | 2 |
知的財産特論 | 江藤学 | 春夏 | 火(毎週) 2時限 | 2 |
イノベーションと政策・制度 | 江藤学 | 秋冬 | 火(毎週) 2時限 | 2 |
2024年度科目詳細
イノベーション研究方法論
科目名 | イノベーション研究方法論 |
教員名 | 青島矢一 カンビョンウ 吉岡(小林)徹 |
学期 | 春夏 |
曜日・時限 | 水(隔週)18:20-22:00 |
単位 | 2 |
科目区分 | 経営管理研究科 イノベーションマネージメント・政策プログラム |
授業概要 | 科学技術イノベーション・システムの社会科学的研究に必要とされる、定量的、定性的方法論を習得するための講義 |
学部・学年の指定 | 博士課程在籍者、イノベーションマネジメント政策プログラム(IMPP)在籍者 |
授業の目標と方法 | イノベーションの研究方法論についての基礎的な概念、視点、理論などを身につけることを目的とします。 |
授業内容・計画 | ①研究方法概観 4/24(青島) 社会科学における学術研究の目的と重要点を議論します。具体的には、理論とは何か、因果関係を主体とした理論モデルの構築、ノモロジカルネットの活用、などについて説明します。次に、実際の研究における重要点を、バリディティ(内的、外的、構成概念)の視点からチェックする考え方について理解を深めます。後半では、各自が実施したいと考えている研究をベースに、理論モデルやバリディティを具体的に各自が検討し、内容について議論します。 ②事例研究/歴史的アプローチ・サーベイ調査 5/8(青島) 理論、仮説、操作化という社会科学の研究の一般的な流れをおさらいした上で、質問票を設計する上での基本的な考え方を紹介します。さらに事例研究から得られる定性的な情報の補完的利用について述べます。 5/22(清水) イノベーション研究における事例研究・歴史的アプローチを具体的な研究事例を基に考察します。データの収集とハンドリング、コンテクストや歴史性と一般化の可能性などについて学びます。 ③定量分析の基礎 6/5(吉岡) 定量分析の基礎I 定量的なデータを集計し、事実を確かめる流れを、統計解析ソフトのSTATA(またはRもしくはPythonの統計解析パッケージ)を使って演習します。統計解析ソフトの使い方を理解し、記述統計とグラフの作成が出来るようになることが目標です。事前に動画教材を配信し、講義時間には反転学習(演習の実施)を行います。なお、STATAは本講義のために用意しますが、使い慣れたソフトがある場合、そちらをお使いください。 6/19(吉岡) 定量分析の基礎II 定量的なデータから、背後に存在する因果関係を推定する手法を、統計解析ソフトのSTATA(またはR)を使って演習します。グループ間の差の比較と検定、最小二乗法の回帰分析を理解し実践できるようになることが目標です。ご自身のノートPCを持参することをお勧めします。 7/3(吉岡) 定量分析の基礎III 複雑な因果関係の中で、個々の因果関係を推定する手法の一つである重回帰分析を、統計解析ソフトを使って演習します。実践的な最小二乗法の回帰分析の活用が出来るようになること、ロジスティクス回帰分析を理解・実践することが目標です。 7/31(吉岡) 定量分析の基礎IV 質問表調査の分析で必要な因子分析、それから、パネルデータ分析について演習をします。 ④特許データの定量分析・特許データベース使用方法 7/17(カン) 特許データベース等を利用して実証研究を行うための基本的な知識を身につけることを目的に、特許制度とデータベースの概要、イノベーション指標としての特許データベースの活用手法、特許データベースを用いた分析事例の紹介等をお話します。 |
テキスト・参考文献 | テキスト: 1.佐藤郁哉(2021)『ビジネス・リサーチ (はじめての経営学)』東洋経済新報社 2. 青島矢一(2021)『質の高い研究論文の書き方: 多様な論者の視点から見えてくる、自分の論文のかたち』白桃書房 3. 森田果(2014)『実証分析入門 データから「因果関係」を読み解く作法』日本評論社 参考文献: 青島矢一・榊原清則(2022)『経営学入門』東洋経済新報社 |
質問等の連絡先・オフィスアワー | 特にオフィスアワーは設けないので、その都度、担当教員まで連絡するようにして下さい。 |
他の授業との関連・教育課程の中での位置付け | 「イノベーションと経営・経済・政策」を受講することが望ましい。 |
成績評価の方法 | 平常点 |
成績評価基準の内容 | 課題の提出等 |
受講生に対するメッセージ | 講義1週間前にマナバ(manaba)に事前課題が出題されます。履修登録をされた方は必ずマナバをご確認ください。 |
その他 | 協力教員:清水洋(早稲田大学商学学術院 教授) |
イノベーションと経営・経済・政策
科目名 | イノベーションと経営・経済・政策 |
教員名 | 青島矢一 軽部大 江藤学 大山睦 中島賢太郎 |
学期 | 春夏 |
曜日・時限 | 水(隔週)18:20-22:00 |
単位 | 2 |
科目区分 | 経営管理研究科 イノベーションマネジメント・政策プログラム |
授業概要 | 科学技術イノベーション・システム(科学技術及びイノベーションのプロセス、メカニズム、効果等)を社会科学の側面から俯瞰的にとらえるための講義。 |
学部・学年の指定 | 博士課程在籍者、イノベーションマネジメント政策プログラム(IMPP)在籍者 |
授業の目標と方法 | イノベーションの研究の全体像及び各論の基礎的な知識を身に着けます。 |
授業内容・計画 | ①全体像 4/17(青島) イノベーション研究という学問分野の特徴を、既存の学問分野と相対化することによって明らかにした上で、本講義が網羅する内容の全体を説明します。(IMN第1章) ②経営 5/1(青島) 高い不確実性下で経済価値を社会にもたらす革新であるイノベーションを実現するには、「知識創造」と「資源動員」の両輪がバランス良く機能することが必要です。講義ではこれら2つのプロセスを概観すると同時に、それぞれにおけるマネジメント上の要諦を学習します。(IMN第7章) 5/29(青島) どんなに革新的なアイデアであっても、それが顧客のニーズを満たすような製品やサービスとして結実しなければ、社会に価値を生み出すことができず、イノベーションは実現しません。この講義では、新しい製品やサービスが開発されるプロセスや組織のマネジメントを考えます。顧客に高い価値をもたらすような製品コンセプトを作成し、具体的な製品を効率的に設計・開発する上での要諦を整理します。(IMN第8章) 6/12(軽部) イノベーションのマネジメントは、不確実性のマネジメントです。この講義では、イノベーションの本質や特徴、その戦略的対処の仕方・マネジメントのあり方について、基本的な講義を行います。その上で、皆さんと具体的な経営課題について考えてみたいと思います。受講者には講義1週間前に読むべき資料と課題を配布します。(IMN第1章、第3章、第9章) ③歴史 5/15(米倉) 人類史においてイノベーションが果たしてきた役割について、英国の産業革命、アメリカのビッグビジネス、日本の系列革命、そして再びアメリカのシリコンバレーのベンチャー革命について概観し、いま日本に求められる創造的対応(creative response)について議論します。(参考文献:IMN第2章、『経営革命の構造』、『イノベーターたちの日本史』など) ④経済 6/26(中島) イノベーションにおいて地域が果たす役割は極めて重要です。シリコンバレーに代表されるように、イノベーションが極めて地理的に限られた範囲で活発に行われるのはなぜなのでしょうか。この講義ではイノベーションにと地域の関係について考察します。 7/10(大山) イノベーションをテーマにして、経済学的アプローチと実証分析の結果を紹介します。具体的には、「自動化の影響」、「R&D補助とイノベーション」、「キラー買収」、「イノベーションとインセンティブ」についての学術論文を解説します。(IMN第4章、第5章、第16章) ⑤政策 7/24(江藤) イノベーションにおける公的セクター(行政機関、研究機関、大学等)の役割について概説します。また、政策形成における研究者の役割や政策提言のあり方についても議論します。(IMN第11章~15章(11-12章中心)) ※文章中のIMNは、「イノベーション・マネジメント入門」(第2版もしくは新装版)の略語です。 |
テキスト・参考文献 | 一橋大学イノベーション研究センター編「イノベーション・マネジメント入門 第2版 」日本経済新聞出版社 2017年(新装版 2022年) |
質問等の連絡先・オフィスアワー | 特にオフィスアワーは設けないので、その都度、担当教員まで連絡するようにして下さい。 |
他の授業との関連・教育課程の中での位置付け | 「イノベーション研究方法論」を受講することが望ましい。 |
成績評価の方法 | 平常点 |
成績評価基準の内容 | 課題の提出等 |
受講生に対するメッセージ | 講義1週間前にマナバ(manaba)に事前課題が出題されます。履修登録をされた方は必ずマナバをご確認ください。 |
その他 | 協力教員:米倉誠一郎(デジタルハリウッド大学大学院 特命教授) |
先端科学技術とイノベーション
科目名 | 先端科学技術とイノベーション |
教員名 | 青島矢一 江藤学 |
学期 | 秋冬 |
曜日・時限 | 水(隔週)6-7限 |
単位 | 2 |
科目区分 | 経営管理研究科 イノベーションマネジメント・政策プログラム |
授業概要 | 経済社会への影響を考慮せずに現実性のある研究を行うことは難しくなっています。政策立案に関係する研究であれば、それはなおさらのことです。社会科学者であっても現実社会に有益な知見をもたらす研究を行うためには、自然科学の発展を深く理解することが必要です。そこで本授業では、社会に大きな影響を与えてきた、また、与えつつある先端端科学技術の重要領域を4つから5つとりあげて、最先端のイノベーションの事例を紹介するとともに、その社会科学的な意義を議論します。 |
学部・学年の指定 | 一橋大学修士課程・博士課程在籍者、イノベーションマネジメント政策プログラム(IMPP)受講生 |
授業の目標と方法 | 社会科学者と最先端の技術者・研究者の組み合わせによるオムニバス形式の講義です。4から5つのモジュール(技術領域)から構成されます。 |
授業内容・計画 |
2024年度の授業内容と授業日程は、以下の通り。(全7回)
|
テキスト・参考文献 | – |
質問等の連絡先・オフィスアワー | 特にオフィスアワーは設けないので、その都度、担当教員まで連絡するようにして下さい。 |
他の授業との関連・教育課程の中での位置付け | 「イノベーションと経営・経済・政策」を受講することが望ましい。 |
成績評価の方法 | 平常点とレポート |
成績評価基準の内容 | 平常点50%、レポート50% |
受講生に対するメッセージ | 今年度の本コースは、千代田キャンパスで行う予定です。 なお、本コース受講生への連絡等はmanabaを通して行う為、受講(希望)者は初回講義前からコース期間中にかけて必ずmanabaを確認するようにしてください。 |
その他 |
イノベーションリサーチセミナーⅠ
科目名 | イノベーションリサーチセミナーⅠ |
教員名 | 青島矢一 江藤学 吉岡(小林)徹 |
学期 | 春夏 |
曜日・時限 | 土(月1回)終日 |
単位 | 2 |
科目区分 | 経営管理研究科 イノベーションマネジメント・政策プログラム |
授業概要 | 研究の質を向上し、学術論文の作成と発表のスキルを高めることを目的とした集団ゼミナール形式の授業です。学会での発表や学術論文の執筆を行うことがゴールです。 |
学部・学年の指定 | イノベーションマネジメント政策プログラム在籍者(博士課程在籍者を含む) |
授業の目標と方法 | 受講者の論文の発表及びそれに関する指導を行います。 |
授業内容・計画 | ①受講者の論文発表 ②指導 第1回:4/20、 第2回:5/18、 第3回:6/15、 第4回:7/20 |
テキスト・参考文献 | – |
質問等の連絡先・オフィスアワー | 特にオフィスアワーは設けないので、その都度、担当教員まで連絡するようにして下さい。 |
他の授業との関連・教育課程の中での位置付け | 「イノベーションと経営・経済・政策」及び「イノベーション研究方法論」を、既に受講しているか、今学期に並行して受講すること。 |
成績評価の方法 | 論文発表回数 |
成績評価基準の内容 | 2回 |
受講生に対するメッセージ | – |
その他 | 協力教員:市川類、軽部大、大山睦、中島賢太郎、カンビョンウ、米倉誠一郎(デジタルハリウッド大学大学院 特命教授)、清水洋(早稲田大学商学学術院 教授) |
イノベーションリサーチセミナーⅡ
科目名 | イノベーションリサーチセミナーⅡ |
教員名 | 青島矢一 江藤学 吉岡(小林)徹 |
学期 | 秋冬 |
曜日・時限 | 土(月1回)終日 |
単位 | 2 |
科目区分 | 経営管理研究科 イノベーションマネジメント・政策プログラム |
授業概要 | 研究の質を向上し、学術論文の作成と発表のスキルを高めることを目的とした集団ゼミナール形式の授業です。学会での発表や学術論文の執筆を行うことがゴールです。 |
学部・学年の指定 | イノベーションマネジメント政策プログラム在籍者(博士課程在籍者を含む) |
授業の目標と方法 | 受講者の論文の発表及びそれに関する指導を行います。 |
授業内容・計画 | ①受講者の論文発表 ②指導 9/21、 10/19、 11/16、 12/21 |
テキスト・参考文献 | – |
質問等の連絡先・オフィスアワー | 特にオフィスアワーは設けないので、その都度、担当教員まで連絡するようにして下さい。 |
他の授業との関連・教育課程の中での位置付け | 「イノベーションと経営・経済・政策」及び「イノベーション研究方法論」を、既に受講していること。 |
成績評価の方法 | 論文発表回数 |
成績評価基準の内容 | 2回 |
受講生に対するメッセージ | – |
その他 | 協力教員:市川類、軽部大、大山睦、中島賢太郎、カンビョンウ、米倉誠一郎(デジタルハリウッド大学大学院 特命教授)、清水洋(早稲田大学商学学術院 教授) |
イノベーション経済特論
科目名 | イノベーション経済特論 |
教員名 | 中島賢太郎 |
学期 | 春夏 |
曜日・時限 | 火(毎週) 1時限 |
単位 | 2 |
科目区分 | 経営管理研究科(研究者養成) |
授業概要 | 本講義の目的は、イノベーションについて経済学的観点からの理解を行うことである。近年のイノベーションに関する統計的実証研究の紹介を行うことで、本分野についての最新の研究動向について理解を深める。 |
学部・学年の指定 | 経営管理研究科 |
授業の目標と方法 | |
授業内容・計画 | 以下の内容・スケジュールで講義を行うことを予定している 1. イントロダクション・応用ミクロ実証手法レビュー 2. 3. イノベーションと企業成長 4. 5. イノベーションのインセンティブ 6. 7. イノベーションと経済成長 8. 9. イノベーションの地理的空間 10. 11. 知識伝播 12. 13. マネジメントイノベーション 14. まとめ 但し、受講者の関心によってカバーする範囲は変わりうる。 |
テキスト・参考文献 | 特に指定しない。初回講義でリーディングリストを配布します。 |
質問等の連絡先・オフィスアワー | オフィスアワーは、講義初日にアナウンスします。 |
他の授業との関連・教育課程の中での位置付け | 学部上級レベルのミクロ経済学、計量経済学の知識を前提とします。 |
成績評価の方法 | 期末レポート(100%) |
成績評価基準の内容 | |
受講生に対するメッセージ | 実証研究であれば、受講生本人の研究について個別に相談に乗ることも可能です。 |
その他 | 担当教員による講義のほか、参加者にリーディングリストの中の論文を報告してもらうことを予定しています。報告者は事前の準備が求められます。 |
イノベーション経営特論
科目名 | イノベーション経営特論 |
教員名 | 軽部大 |
学期 | 秋冬 |
曜日・時限 | 火(毎週) 1時限 |
単位 | 2 |
科目区分 | 経営管理研究科 |
授業概要 | 本クラスでは、修士1年生、修士2年生あるいは博士1年生を対象にして、イノベーション研究と戦略論・組織論が交差する研究領域を念頭に置いて、基本的な古典から近年の英文アカデミック・ジャーナルの研究業績を可能な限り幅広く検討し、近年の研究動向に関する自分なりの鳥瞰図が作れるよう各トピックを構成する予定です。各自が進めている(あるいは進めたいと考える)研究課題とジャーナルの世界における主流の研究動向との関連性や結節点を見いだす、あるいは将来的な研究課題を探索する研究戦略を検討する機会を提供したいと考えています。 |
学部・学年の指定 | 特にありませんが、修士1年生、修士2年生あるいは博士1年生を念頭に置いています。 |
授業の目標と方法 | 具体的には、イノベーション研究(特にマネジメントという視点から)に関する基本的な文献をリーディングスから10本程度読んだ上で、さらにここ10年間に発表されたイノベーション研究に関連した論文を経営学の主要ジャーナルから10本程度選び、毎回 1ー2本程度読む予定です。ただし、受講者が修士1年生中心の場合は、基本的な文献の比重を大きくします. 受講者を確定次第、リーディングリストも確定し、最終版として配布する予定です。 受講者全員が指定された論文を事前に読み、レジュメを提出することが要求されます。論文の要旨、貢献、問題点、残された課題や展開の可能性を論じたレジュメ(A4 サイズ)を事前に用意してクラスで配布します。レジュメの形式等については、第一回目の講義時に別途アナウンスします。詳しいスケジュール・トピックスについても第1回目のオリエンテーション時に資料を配布します。 輪読形式で進めます。活発な発言/議論が求められます。 初回講義について 09月10日(火)の初回講義に、講義の進め方について、対面またはオンライン講義で解説します。 受講予定者の方は必ず、09月09日(月)の正午までに軽部までメールをお願いします。 karube@iir.hit-u.ac.jp |
授業内容・計画 | 【授業の内容】 受講者の構成によっては,大きく変更する可能性があります。初回時に受講者を確定した時点で,詳細なリーディングリストを配布する予定です。 【計画(回数、日付、テーマ等)】 第 01 回:イノベーションプロセス 第 02 回:技術変化と産業競争力 第 03 回:技術と組織能力 第 04 回:技術と戦略(1) 第 05 回:技術と戦略(2) 第 06 回:技術と戦略(3) 第 07 回:技術と組織(1):個人 第 08 回:技術と組織(2):組織能力 第 09 回:技術とコミュニケーション(1) 第 10 回:技術とコミュニケーション(2) 第 11 回:組織・キャリアとプロジェクト管理 第 12 回:近年の動向(1) 第 13 回:近年の動向(2) 第 14 回:近年の動向(3) |
テキスト・参考文献 | 参考テキスト:ジョー・ティッド/キース・パビット『イノベーションの経営学-技術・市場・組織の統合的マネジメント』 配布予定のリーディングリストの文献の多くは、図書館のJSTORやScienceDirect、その他大学が契約するオンラインサービスにて入手可能です。入手が難しいものについては、軽部がコピー用の原本を用意します。 |
質問等の連絡先・オフィスアワー | 火曜日12:40~13:10(事前予約なし)それ以外の曜日・時間帯については電子メールにて事前にお尋ねください。 |
他の授業との関連・教育課程の中での位置付け | 戦略論と組織論を事前に履修していることが望ましい。 |
成績評価の方法 | 毎回の発表(50%)と発表レジュメの内容(50%) |
成績評価基準の内容 | |
受講生に対するメッセージ | 活発な議論を望みます。 |
その他 |
知的財産特論
科目名 | 知的財産特論 |
教員名 | 江藤学 |
学期 | 春夏 |
曜日・時限 | 火(毎週) 2時限 |
単位 | 2 |
科目区分 | 経営管理研究科 |
授業概要 | 特許法、実用新案法、意匠法、商標法、著作権等の知的財産権法や不正競争防止法の制度や運用、さらに技術に関する国際標準化や認証(適合性評価)の仕組みや実態、標準必須特許について基礎的な素養を獲得します。 |
学部・学年の指定 | 修士課程生もしくは博士後期課程生 |
授業の目標と方法 | 経済産業省行政官の業務経験を生かした講義に加えて、特許データベースの活用や、知的財産に関する最新の学術研究についても紹介します。学生は講義を聴くだけでなく、自らが知的財産に関する課題について分析・検討を行い、その成果を基にしたゼミ形式でのディスカッションも実施します。 |
授業内容・計画 |
各種知的財産法や標準、認証、標準必須特許について、制度の概要を紹介するとともに、様々な事例を取り上げて説明します。特許データベースの活用や、知的財産に関する最新の学術研究についても紹介します。
|
テキスト・参考文献 | テキストは指定しません。毎回資料を準備します。 |
質問等の連絡先・オフィスアワー | 質問は、メール等でも可。オフィス訪問の際は、メール等で予約の事 |
他の授業との関連・教育課程の中での位置付け | 本科目は、「科学技術イノベーション政策における『政策のための科学』事業」のイノベーションマネジメント・政策プログラムの選択必修科目の1つでもあり、政策・制度に興味を持つ者に広く開放します。 |
成績評価の方法 | 出席時の講義参加状況を重視しつつ、講義終了までに各受講者が発表するプレゼンテーションの内容で成績を評価します。 |
成績評価基準の内容 | 出席時の講義参加状況を重視しつつ、講義終了までに各受講者が発表するプレゼンテーションの内容で成績を評価します。自らの意見により、知的財産法に関連した課題を見つけ、調査・分析する力を高く評価します。また、講義において積極的に発言することを評価します。 |
受講生に対するメッセージ | 知財関連のマネジメントは、弁理士などの知財専門家のものではなく、企業の経営戦略立案において必須の知識となっています。企業経営研究の対象としても興味深く、蓄積された知財データは経営分析ツールとしての価値も高いです。本講義は、研究者を目指す者のみならず、企業において経営に関与することを目指す者の受講を広く歓迎します。他研究科の者も受け入れます。 |
その他 |
イノベーションと政策・制度
科目名 | イノベーションと政策・制度 |
教員名 | 江藤学 |
学期 | 秋冬 |
曜日・時限 | 火(毎週) 2時限 |
単位 | 2 |
科目区分 | 経営管理研究科 |
授業概要 | 政策や制度がイノベーションに与える影響を知り、イノベーションを起こすツールとして政策や制度を使いこなしたり、新しい政策や制度を立案したりする能力を獲得し、イノベーション研究者・実務者としての基礎的素養とする。政策や制度がどのように作成され、施行され、社会を変革しているかを予測するための基礎的知識と思考能力を獲得する。経済産業省行政官の経験を基にした実践的な講義を中心とするが、参加者其々にも自らが選択した政策・制度について分析検討をし、その成果を基にしたゼミ形式でのディスカッションも実施する。 |
学部・学年の指定 | 修士課程生もしくは博士後期課程生 |
授業の目標と方法 | 政策や制度がどのように作成され、施行され、社会を変革しているかを予測するための基礎的知識と思考能力を獲得します。経済産業省行政官の経験を基にした実践的な講義を中心としますが、参加者其々にも自らが選択した政策・制度について分析検討をし、その成果を基にしたゼミ形式でのディスカッションも実施します。 |
授業内容・計画 | 政策の作り方、コンピューター産業、コンテンツ産業など特定産業の政策例、規制とイノベーションの関係などについて、様々な事例を取り上げて講義します。政策研究の手法とデータ事例についても紹介します。 下記は2023年度の講義日程ですが参考にしてください。 【計画(回数、日付(担当)、テーマ、授業概要等)】 第01回:(江藤) 「オリエンテーション」 第02回:(江藤) 「イノベーション政策の全体像」 第03回:(江藤) 「政策・規制のつくり方と組織」 第04回:(江藤) 「予算・税制・行政組織」 第05回:(市川) 「カーボンニュートラル政策」 第06回:(江藤) 「コンピュータ産業政策」 第07回:(市川) 「先端技術戦略と制度改革」 第08回:(江藤/市川) 「中間発表」 第09回:(市川) 「デジタル化と規制改革」 第10回:(経済産業省ゲスト) 第11回:(江藤) 「スイスのイノベーション政策」 第12回:(江藤) 「ルール作りと標準化」 第13回:(江藤/市川) 「最終発表(前半)」 第14回:(江藤/市川) 「最終発表(後半)」 |
テキスト・参考文献 | テキストは指定しません。毎回資料を準備します。 |
質問等の連絡先・オフィスアワー | 質問は、メール等でも可。オフィス訪問の際は、メール等で予約の事 |
他の授業との関連・教育課程の中での位置付け | 本科目は、「科学技術イノベーション政策における『政策のための科学』事業」のイノベーションマネジメント・政策プログラムの選択必修科目の1つでもあり、政策・制度に興味を持つ者に広く開放します。 |
成績評価の方法 | 出席時の講義参加状況を重視しつつ、講義終了までに各受講者が発表するプレゼンテーションの内容で成績を評価します。 |
成績評価基準の内容 | 自らの意見により、既存の政策・制度を新しい視点で見直し、その改善策を提案できるなどの創造力を高く評価します。講義において積極的に発言することを評価します。 |
受講生に対するメッセージ | 研究者を目指す者に限らず、政策や制度の実際に興味があり、その実体に切り込む意欲のある学生の参加を歓迎します。他研究科の学生も受け入れます。 |
その他 |