【ワークショップ 産学官連携を問う 参加報告】8月28日
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8月28日(水) 14:00から18:00 一橋大学国際研究科第3講義室で「ワークショップ 産学官連携を問う 」に参加したので報告する。
プログラムは、
○は発表者
各発表20分+質疑10分。発表テーマはいずれも仮題。
I. 産学連携の事例からの示唆
事例分析から見た産官学連携
① 大学の革新的なシーズをプロダクト・イノベーションに結実
・大学シーズからの市場創造の現状と問題点:光触媒の事例
○東京大学先端科学技術研究センター教授 馬場靖憲
・日本発の抗体医薬アクテムラ
○一橋大学イノベーション研究センター特任助手 原泰史
一橋大学イノベーション研究センター特任教授 大杉義征
② リードユーザーとしての大学
・カミオカンデと浜松ホトニクス
○科学技術・学術政策研究所科学技術動向研究センター特別研究員 村田純一
科学技術・学術政策研究所科学技術動向研究センター上席研究官 七丈直弘
一橋大学イノベーション研究センター教授 赤池伸一
Ⅱ. 米国の産学連携:資金の流れが生み出す「知識」のクロスバウンダリー
○慶應義塾大学総合政策学部教授 上山隆大
III. 産学連携研究の実像の実証研究
産学連携によるイノベーション過程(産学連携サーベイより)
○一橋大学イノベーション研究センター教授 赤池伸一
科学技術・学術政策研究所第3調査研究グループ上席研究官 細野光章
IV.日本の最先端の挑戦と政策課題
幹細胞科学技術:日本の挑戦と政策課題
○京都大学物質-細胞統合システム拠点准教授 仙石慎太郎
V.インタビュー
産学連携の課題と展望
岸本忠三 大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授・
元総合科学技術会議議員・元大阪大学総長
(○東洋経済新報社出版局書籍編集部より紹介。5分間程度。)
各報告は大変興味深かった。特に、カミオカンデの報告は、技術の重要性を再認識した。
このワークショップの論文は2013年冬に発行される一橋ビジネスレビューに「産学官連携】の特集記事に掲載される。