【インフラとサービスの統合~PICMET-2014金沢開催に向けた準備討論参加報告】10月28日
平成25年10月28日(月) 14:00-17:00に北陸先端科学技術大学院大学 東京サテライト (〒108-6019東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟19階)で開催された
AIST Global Innovation Seminar
「インフラとサービスの統合~PICMET-2014金沢開催に向けた準備討論」
に参加したので報告する。
- 会場のあるビルのホール -
世界最大規模の技術経営の国際会議であるPICMET-2014 は、来年7月に石川県金沢市での開催を予定しており、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)が後援いたします。
http://picmet-japan.org/saito/About_PICMET.html
PICMET-2014は「インフラストラクチャーとサービスの統合 Infrastructure and Service Integration」をメインテーマに設定し、世界中の学術および産業界からの発表を受け付け、活発に意見交換が行われることを期待しています。
本セミナーはその準備討論の場として、PICMET-Japan、日本MOT学会およびIEEE TMC Japan Chapterの協賛を受けて開催するものです。
■主 催: JAIST-iMOSTコース及びJAIST先端領域社会人教育院
■協 賛: PICMET-Japan、日本MOT学会、
IEEE Technology Management Council Japan Chapter
■プログラム(講演・質疑等は日本語です):
13:30-14:00 受付
14:00-14:05 開会挨拶: 井川 康夫 教授(JAIST)
14:05-15:30 講演-1(*): Richard Dasher 教授(Stanford大学)
“The Challenges of Innovation in As-a-Service
Businesses – A View from Silicon Valley”
15:30-15:45 Break
15:45-16:30 講演-2: 内平 直志 教授(JAIST)
“インフラビジネスにおけるM2Mサービスの分類とモデル化”
16:30-16:45 PICMET-2014金沢の開催案内と論文投稿日程及び
投稿カテゴリーについて:井川 康夫 教授(JAIST)
16:45-17:00 閉会挨拶(井川康夫教授)及びネットワーキング(名刺交換等)
感想:
スタンフォード大学のDasher教授の講演では、異なった領域のデータを分析することによって新しい示唆を得ることができる。また、心理学、社会学、経済学の融合とビッグデータの分析との統合がキーポイントであるが、最終的には人間の判断が重要である。日本では、工場の生産性が重要であったが、それらの国外移転が加速している現状では、おもてなしにつながる「人の体験」が今後の重要なファクターになるとの指摘があった。
PICMET’14のアブストラクトの投稿の締め切りは、11月15日に迫っている。投稿のカテゴリーの主なものには、「Research Paper」「Application Paper」があり、「Research Paper」は、研究論文の投稿である。「Application Paper」は、企業での活動結果をまとめたものでも充分投稿でき、投稿論文もPowerPointのスライドでも可能である。MOT全般のテーマであれば、投稿できる。
以上