【先端科学技術とイノベーション 第4回授業報告】11月13日

プログラム 2013年11月14日 posted浅井 政美 【先端科学技術とイノベーション 第4回授業報告】11月13日 はコメントを受け付けていません

平成25年11月13日(水) 18から21時まで、一橋大学 千代田キャンパス 学術総合センター1F 商学研究科リエゾン・ラボ 大会議室において、平成25年度イノベーションマネージメント・政策プログラムの必修科目である「先端科学技術とイノベーション」の第4回の授業が開催された。

テーマ①の担当講師は、一橋大学大学院商学研究科 橘川教授であり、「新しいエネルギー戦略とイノベーション」について、解説された。

特に、原子力発電に対する位置付け、再生可能エネルギーの拡充の速さ、省エネルギー、火力発電の燃料コスト低下・ゼロエミッション化と原子力発電のバランスについては、改めて考えされられた。

受講者は、一般の聴講者を含め20名程度で、活発な意見交換と、議論が展開され、時間の経過も忘れるようであった。

テーマ②の担当講師は、一橋大学イノベーション研究センター 青島教授であり、「再生可能エネルギーの普及によるエネルギー・環境問題の解決:太陽光発電と地熱発電の事例」について、解説された。

特に電力買い取り制度がもたらした功罪、太陽光発電の国際比較、地熱発電の難しさなど今後の再生エネルギーへの課題がよく理解できた。

エネルギー戦略の重要性と各省庁間の考え方の違い、安易な妥協が進むべき方向性を見失わせているなど重要な観点が理解できた。

第5回は、12月11日(水) 18から21時まで、一橋大学 千代田キャンパス 学術総合センター1F 商学研究科リエゾン・ラボ 大会議室において開催の予定である。

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- 授業をされる橘川教授 -

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- 授業をされる青島教授 -

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