【ご報告】SciREXサマーキャンプ2016
9月15日~9月17日において,宮城県松島町をメイン会場にSciREXサマーキャンプが開催されました.
SciREXサマーキャンプは,「科学技術イノベーション政策における『政策のための科学』」(SciREX)基盤的研究・人材育成拠点事業における共同プログラムの一環であり,今回は「科学技術イノベーション政策と震災復興」をテーマに行われました.
SciREXサマーキャンプは,「科学技術イノベーション政策における『政策のための科学』」(SciREX)基盤的研究・人材育成拠点事業における共同プログラムの一環であり,今回は「科学技術イノベーション政策と震災復興」をテーマに行われました.
SciREXサマーキャンプのメインのアクティビティは,「グループワーク」となっています.グループワークでは,視察先の訪問や担当者とのディスカッションを通じて,サマーキャンプのメンバーに分析対象が抱えている課題の整理を行った上で,課題を解決する政策案などを参加者に提案してもらいました.
今回は,農業グループ(サンフレッシュ松島),医療グループ1(東北メディカル・バンク機構),医療グループ2(東北メディカル・バンク機構),産学連携グループ(株式会社TESS),中小企業グループ(有限会社ヤマコ武田商店),地域スポーツグループ(楽天野球団),観光グループ(留学生を対象に松島町を中心とした観光事業の提案)に分かれて,各チームに課された課題に取り組みました.
SciREXサマーキャンプ1日目(9月15日)は,野蒜バスツアーや開会式,SciREX関連の教員の方々による講義,アイリスオーヤマ会長(大山健太郎氏)による講演,院生を中心としたポスター発表及び懇親会が行われました.以上により,今回のメインテーマを理解するために欠かすことのできない,震災の被害の大きさと復興の現状や地域イノベーションの全体像などについて把握することができました.
SciREXサマーキャンプ2日目(9月16日)は,教員と院生はグループごとに視察先を訪問しました.院生は,グループワークを行い,視察先の訪問や担当者とのディスカッションを通じて,分析対象を取り巻く現状の整理をした上で,それぞれのグループに与えられた課題に関して,どのように最終日に発表を行うのかについて中間発表会を行いました.また,松島町長(櫻井公一氏)による講演が行われました.
SciREXサマーキャンプ3日目(9月17日)には,松島町文化観光交流館において,院生が,グループワークで得られた成果を最終発表会という形でアウトプットを行いました.その後,フロアを巻き込んだディスカッションが行われました.最後に閉会式において,最終発表会に関する表彰式が行われて,教員の方々から講評を頂きました.
SciREXサマーキャンプでの経験は,参加者にとって大変刺激となり, 実りの大きなものとなりました.
SciREXサマーキャンプに参加して頂いた全ての皆様,松島町を初めとする視察をお引き受けくださりご協力頂きました皆様,どうもありがとうございました.
SciREXサマーキャンプに参加して頂いた全ての皆様,松島町を初めとする視察をお引き受けくださりご協力頂きました皆様,どうもありがとうございました.