第1回目(9月26日)の「先端科学技術とイノベーション」では、京都大学iPS細胞研究所上廣倫理研究部門の部門長である藤田みさお先生に「iPS細胞研究に伴う倫理的課題」と題してご講義いただきました。
動物性集合胚(例えばヒトのiPS細胞が注入された動物の胚)から作製した臓器をヒトに移植する問題などの是非をグループに分かれて議論しながら、細胞医療研究をめぐる倫理的な課題をご説明いただきました。また、そうした倫理的課題を扱う生命倫理学がどのように誕生したのか、どのように倫理的課題に対処していくべきなのかをご説明いただきました。