2020年度「イノベーション研究方法論」質的調査・分析編
6月10日は、第5, 6回目のイノベーション研究方法論の授業でした。先週に引き続いて、質的研究の手法、具体的には、質問表調査やインタビュー調査について、良い例と良くない例を用いて、その難しさを学習しました。最近は、情報やデータが入手しやすくなっていますが、その分、学術的な研究に有用な情報やデータを収集するのも難しくなってきています。変化の大きい時期だからこそ、質的方法によって特殊な事例や丁寧な観察の重要性も高まってきています。講義では、ただ方法を習得するだけではなく、実際に調査を行う上で気をつけることも学びました。
第4回目のイノベーション研究方法論は、6月24日で、担当は、吉岡(小林)徹専任講師、定量的なデータを集計し、事実を確かめる流れを、統計解析ソフトのSTATA(またはR)を使って演習します。来週は、イノベーションと経営・経済・政策の授業で、担当は軽部大教授です。