投稿者:尾田 基

文章法について,改善すべきポイントは人によって異なるので,一般論をいうよりはその都度しつこく直すしかありません。しかし,あえて一般論を示すなら下記の2冊と1ウェブサイトで概ね頻出のポイントはカバーされると思います。 1.文章の構造造り,書く順序 結論を先に書くとか,構造を作るということに関しては,木下是雄『レポートの組み立て方』ちくま学芸…

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ネットワーク分析

受講者 2013年7月27日 posted尾田 基

補足事項がたまってしまっていますが・・・まずは先週の伊神先生の書誌分析から。同じ分析手法でも使いどころが変わると研究に置いている仮定や,貢献のだすポイントが変わってきますので,研究における書誌情報の使い方は2通りにわけて若干の整理を試みたいと思います。 書誌情報を使う1つの方法は,書誌のネットワーク構造を分析することで,個々人の当事者の気…

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統計学のエピソード

受講者 2013年7月11日 posted尾田 基

統計・計量経済学の読み物をご紹介します。 ステューデントの話とか,プロビット分析の殺虫剤の話とか,一連の講義で時折先生が紹介された統計学者のエピソードは,『統計学を拓いた異才達』日本経済新聞社(日経ビジネス文庫版もあり)が読みやすくおもしろいです。 その他ちょっと具体的な本が思いつかないのですが,ナイチンゲールの伝記は統計学の実践エピソー…

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昨日の続きです。『価値づくりの経営の論理』の本題である意味的価値の議論を振り返りたいと思います。顧客価値(経済学でいうところのwillingness to pay)を『価値づくりの経営の論理』では2通りの分解の仕方をしています。 顧客価値=意味的価値+機能的価値 顧客価値=主観的に意味づける価値+客観的に評価の定まっている価値 また,明示…

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尾田基です。 先週の延岡先生の『価値づくりの経営の論理』のスライドにはいろいろな2×2マトリクスが出てきたので,少し整理を試みようかとおもいます。 ものづくり × 価値づくり(p. 2,p. 3) 自社,競合,顧客(p. 10) (技術,競争,顧客価値) 最も広い枠組みがものづくりと価値づくりに分類する冒頭のスライド,これは3Cと類似の枠…

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講義がはじまって二ヶ月が経とうとしていますが,みなさんいかがお過ごしでしょうか。前のエントリーを書いたときに「次はサイエンスとアートの話でも書こうかな」と思っていたのですが,落としどころを悩んでいたらずいぶんと時間が経ってしまいました。僕がぐずぐずしている間に,先生方がそれぞれの表現でお話いただいたので,だいぶ受講生のみなさんにもなじみの…

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擬似相関についての補足

受講者 2013年4月18日 posted尾田 基

イノベーション方法論第1回,おつかれさまでした。 昨日講義後にお話ししていてうまく説明できていなかった部分をいくつか補足します。 A→Bを元々主張していたら,真の原因変数Cによって生じている擬似相関でないかとコメントを受けた,という状況を想定します。 Q1 A→Bの因果を擁護するためには,どのような方法があるのか(佐々木さん) Q2 A→…

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